ワードアートの理屈
ワードアートの目的は文字を装飾することでしかありません。
そのため、「そのエフェクトでどのような効果があるのか」や「タイトルとしての魅力はどうなのか」など、タイトルデザインの目的と言う部分は一切考慮されていません。
料理に例えるならば、美味しさなどは全く考えずに、ただ味さえついていればと調味料を適当に入れた料理のようなもの。
そんな料理がおいしいわけはありませんよね。
タイトルデザインの3原則
しかし、反面教師とはよく言ったモノで、この無計画なエフェクトが、タイトルデザインの基本的なポイントを教えてくれてもいるんです。
▼ タイトルは真っ直ぐに
真っ直ぐ書かれていないタイトルは、なんとも不安定この上なく、なおかつインパクトも弱いですよね。
▼ 装飾はバランスに気をつけて
影付きのタイトルにパースをかけて、さらに文字にはグラデーションが施されています。
過ぎたるは何とやらで、ただただ読みにくいタイトルにしあがっています。
▼ 色使いこそデザインの基本
目立つか目立たないかではなく、デザインコンセプトに沿った色使いをするとことは、デザインの基本です。
回数券のタイトルは、商品イメージに沿ってデザインしましょう
回数券は券面が小さいために、タイトル部分がデザイン要素の80%を占めていると言っても過言ではありません。
それだけに、タイトルデザインがそのまま商品やサービスを表すことになりますから、商品やサービスのイメージにあったデザインにするのは必須。
タイトルは目立つことが重要ではありますが、目立つことが目的ではないことを理解してデザインしましょう。