時代で変わる回数券の綴り方
回数券といって、何枚ものチケットがミシン目で区切られて1つのシート状になっているものを連想する人も減ってきた現代。
昔は、銭湯やバスの回数券が身近にあったために、シートタイプの回数券の綴り方が一般的でしたが、最近ではタクシー券のようなノート型になっているもの方が多いので、いざ、シートタイプの回数券を作るとなった時に、「いったい何枚セットにすればいいなか?」と悩む方がおられるようです。
そんなとき、昔見た回数券の印象からなのか、「10枚綴りが区切りが良い」と何も考えずに作られるお客様がおられるのですが、その枚数で使いやすいですか?。
11枚綴りの回数券は必ず使い切る?
ネットの印刷サイトなどでも、10枚もしくは11枚綴りの回数券印刷を基準にしているところはたくさんあり、ほとんど『都市伝説』の域に達してい感がありますが、本当は回数券の綴り枚数は、売る方も使う方も便利な枚数に設定するべきモノ。
確かに、回数券を売る方にとっては、11枚綴りの方が売上が高額になるので良いでしょうが、買う方のお客様から見るとそれだけの枚数が必要かどうかは微妙なところ。
回数券は利用方法や使用回数が一番のポイントで、あまり頻繁に使用しない回数券が10枚綴りになっていても、利用するお客様的に『お得』に感じない場合もあります。
そう、お客様が便利だと思う枚数が綴られていることこそが、最適な枚数の基準といえるはずです。